IBA国際ボディーガード訓練プログラム
国際ボディーガードには、様々な知識と技術が必要とされますが、IBAでは、これらを6つのスキルにまとめております。
1. Protective Escort
2. Protective Driving
3. Communication & ESD(Electronic Surveillance Devices) Search
4. IED(Improvised Explosive Devices) & Search
5. Conflict Management
6. Bodyguard Medic (Emergency First Aid)
これら6つのスキルはそれぞれ密接に絡み合っており、どれ一つ
欠けても警護業務が機能しなくなります。
IBA国際ボディーガード訓練では、上記6つのスキルをより細かく、
専門的に教育・訓練し、国際社会で通用する高いレベルの
ボディーガード人材を育成しております。
IBA国際ボディーガード訓練の様子が写真と動画でご覧いただけます→こちら
IBA国際ボディーガード訓練 訓練プログラム
Ⅰ.基礎編
- 国際セキュリティ概論
- セキュリティの考え方,作り方(正しいセキュリティとは)
- セキュリティとセーフティ
- セキュリティトレードオフ
- 国際セキュリティと日本のセキュリティ
- 国際ボディーガード概論
- 国際ボディーガードとは(一般人の持つイメージと実際)
- 国際ボディーガードの歴史と役割
- 日本における警備業とは(1号警備~4号警備)
- 何を守るのか,何から守るのか(警備対象と脅威)
- 人を守るという特性
- 警備業務における3つの要素「セキュリティ」「セーフティ」「サービス」
- セキュリティプロフェッショナルとしての能力(警察・軍隊との違い)
- CAUSE(理由・原因)の追求とボディーガード業務
- 国際ボディーガード6つのスキル
- ボディーガード業務の基礎(Avoid / Escape / Confront)と概要(依頼から実施まで)
- 国際ボディーガードとしての資質とボディーガードチーム
- 国際ボディーガードとしての立ち振る舞い(服装,態度,立場)
- 一般社会常識とマナー,好奇心の重要性
- オブザベーション能力と好奇心
- チームで行うボディーガード業務
- エスコートセクション(Escort Section)とその役割
- ビークルセクション(Vehicle Section)とその役割
- セキュリティセクション(Security Section)とその役割
- AIC(Agent In Charge),2IC(Second In Charge)
- PES(Personal Escort Section)
- SAP(Security Advance Party)
- RST(Residential Security Team)
- セキュリティドライバーとボディーガードドライバー
- ボディーガード業務における4つの環境
- チーム行動における注意点(情報共有,情報管理,指揮系統,マネージメント)
- ボディーガード業務における“4つの目”
- オブザベーション(観察)と情報収集
- オブザベーション能力とボディーガード業務
- 受動観察行動と能動観察行動
- 五感を使った情報収集行動
- オブザベーションとカラーバス効果
- 好奇心と情報収集能力
- 行動観察と不審サインの発見
- 事前情報収集活動
- アドバンスワーク(Advance Work)
- プリ・アドバンスワーク(Pre-Advance Work)
- 何を収集するのか,どのように活用するのか(InformationとIntelligence)
- ボディーガード業務に必要な3つのアドバンスワーク
- 脅威評価のための情報収集
- 警備計画のための情報収集
- 警備実施のための情報収集
- アドバンスワークの具体的方法と調査内容
- 警備対象者及び関係者情報
- 4つの警備環境情報
- 脅威・リスク情報
- 関係者への協力要請
- SAPによる最終アドバンスワーク(SAPの役割)
- SAPとPESの連携による警護
- 脅威評価
- 警備業務必須要素“脅威評価”
- リスク(Risk)とスレット(Threat)
- スレット構成要素(IntentとCapability)
- 警備対象内的脅威要素(健康状態,精神状態,警備への協力度,セーフティ面)
- 警備対象外的脅威要素(TPC脅威評価法,プロファイルと脅威,環境と脅威,セーフティ面)
- パブリケーションレベルと脅威
- インフォメーションコントロール評価
- 脅威者プロファイリングとMO(犯行手段)
- 環境と脅威
- 脅威評価に基づくボディーガードのマインドセット
- セキュリティプラン(警備計画・警備指令)
- 警備実施のための3ステージ
- 情報収集によるグランドファイル
- SOP(Standard Operation Procedures)
- ERP(Emergency Response Procedures)
- 3つのプランニング(Minimum / Optimum / Maximum)
- タクティカルプライオリティ(Tactical Priority)
- バランスポイントの策定とセキュリティトレードオフ
- プランBの準備
- 警備計画書と警備指令書
- セキュリティプランと実際とのギャップ
- プラン実施のためのマネージメント能力
- 警備体制
- 脅威評価に基づく警備体制
- 警備体制とボディーガードの服装,振る舞い,警備方法
- ロー・プロファイル・プロテクション
- ハイ・プロファイル・プロテクション
- Blend-Inによる警備
- プロテクティブゾーン(Inner / Middle / Outer)
- セーフゾーンの作り方
- セーフゾーンと警備対象の移動
- 不審サイン(Suspicious Signs)
- 緊急事態発生と不審サインの現われ
- 不審サインを受け取るアンテナ=オブザベーション能力
- 不審者,不審物,不審車両
- 脅威者=不審者→犯意者→犯罪者
- 脅威者有利の原則(脅威者を見た目で判断しない)
- ノーマル/アブノーマルによる発見
- マッチング/ミスマッチングによる発見
- コーズによる発見
- PINs(Pre-Incident Indicators)
- 脅威者発見のためのオブザベーション「目」「手」「行動」
- 特徴観察とその記録(特徴とは何か,車両観察項目SYMBAL,変装対策)
- 不審サイン発見時の対応
- プロテクティブ・エスコート(Protective Escort)
- PESとは,プロテクティブ・エスコートとは
- 他セクションとの連携
- PESの役割“Observation”と“Intervention”
- ポジショニング(立ち位置,距離,配置)
- 監視責任エリアとセーフゾーンの弱点,セーフゾーンの作り方と確保
- フォーメーション(1名体制~6名体制)
- クロースフォーメーション(Close Formation)とオープンフォーメーション(Open Formation)
- グリーティングライン(Greeting Line)とクラウドコントロール(Crowd Control)
- 様々な環境におけるポジショニング(階段,エスカレーター,エレベータ等)
- プロテクティブ・エスコート時の確保要素(回避ルート,出入口,ロックダウン場所,経路,武器)
- 緊急時即時介入“Intervention”
- ACE(Alert / Cover / Evacuate)
- 現場回避の重要性
- エンバス/ディバス,ビークルエスコート
- 警備上、最も危険の多い瞬間「Enbus」「Debus」
- ビークルエスコート,ビークルセクションとの連携
- エンバス/ディバス時の基本動作
- エンバス/ディバス時の警戒方法と観察ポイント
- キープ・スムース(警備対象を止めない,空気に触れる時間を短く)
- ドライバーの役割
- エンバス/ディバス時の襲撃とその対策
- エンバス/ディバス障害(ファン,マスコミ,デモ,襲撃,一般人等)
- プロテクティブ・ドライビング(1)(Protective Driving)
- 車両の選定(車種,排気量,燃料,タイヤ,色,車体,防弾能力)
- 車両への準備(必要な装備,改造,防弾装備)
- ビークルサーチ(車両の管理方法,車両検査,IEDとESD,不審物発見時の対処)
- ビークルテスト(ノーマルとしてのテスト,セキュリティー道具としてのテスト)
- ルート・プランニング(事前調査と情報収集,環境の確認,脅威の確認,マッピング,ルートB)
- ディフェンシブ・ドライビング(Defensive Driving = Avoid)
- イベイシブ・ドライビング(Evasive Driving = Escape)
- オフェンシブ・ドライビング(Offensive Driving = Confront)
- プロテクティブ・ドライビング(2)
- ドライビングコントロールの3要素「重心」「遠心力」「摩擦力」
- タイヤと安全性能
- 移動時におけるセキュリティ障害,セーフティ障害
- サービスの確保(警備対象を不快にさせない配慮と準備)
- セキュリティドライバーとボディーガードドライバー
- 防弾車両「FAV」「LAV」,防弾能力と機動力
- バックアップ車両の役割と目的
- 車両乗車配置
- プロテクティブ・ドライビング(3)「ディフェンシブ・ドライビング」
- ノーマルな運転+α
- オブザベーションと瞬時判断・行動
- IPDE(Identification, Prediction, Decision, Execution)
- カーブの種類と運転技術
- 基本運転操作(ブレーキング,アクセリング,ステアリング,スピードコントロール)
- 走行ポジション(走行方法,走行レーン,ライン取り,不審車両等発見時行動)
- コンボイコントロール(ポジショニングとカバー,レーンチェンジ,スウィッチング)
- プロテクティブ・ドライビング(4)「イベイシブ・ドライビング」
- 車両走行時における緊急時の対処方法,走行時の襲撃パターン
- アンブッシュ(待ち伏せ)対策
- 尾行対策
- 緊急時超短距離車両制動方法「プレジャード・ブレーキング」
- ステアリングによる緊急回避
- リバースによる緊急回避
- ターンによる緊急回避
- 2ポイントターン(Uターン)
- 3ポイントターン(ボートレッグターン,Yターン)
- 緊急フォワードターン(フォワード180,フォワード90)
- 緊急リバースターン(リバース180)
- コンボイ走行時における緊急回避ターン
- バックアップ車両による警備対象車両カバー
- プロテクティブ・ドライビング(5)「オフェンシブ・ドライビング」
- Confrontとしての運転技術
- ラミング(シングルラム,ダブルラム,タクティカルラム)
- フィッシュテール
- 前後を塞がれた際の緊急ターン
- コンボイによるバックアップ行動(カバーテクニック,警備対象の乗せ換え,バックアップ射撃)
- 警備対象の安全確保方法
- タクティカルシューティング(車内からの射撃等)
- その他(フロントガラス破損時の運転,段差の乗越え,バイクによる襲撃,狙撃対策等)
- コミュニケーション&ESDサーチ(1)
- 情報収集,情報伝達,情報共有,指令伝達のためのコミュニケーション
- コミュニケーションの種類と特徴,アイコンタクト,ハンドサイン
- ボディーガード業務におけるコミュニケーションの特徴(インフォメーションコントロール)
- ボディーガード業務におけるコミュニケーションルール「CLEAR & SECURE」
- Vital Informationと脅威者の犯行機会「WHO」「WHERE」「WHEN」(固有名詞注意)
- コミュニケーション&ESDサーチ(2)「有線通信と無線通信」
- 相手の立場に立った通信= CLEAR
- フォネティックコード(和文・英文)の活用= CLEAR
- 暗号・暗語通信(コードシステム,サーファーシステム)= SECURE
- 通信内容の簡略化と短時間での通信= SECURE
- 機材を使った通信方法「有線通信」「無線通信」「緊急通報装置」
- 有線通信における注意点(盗聴,ESDの設置,ラインジャンクション)
- 携帯電話通信における注意点(基地局の有無,ESDの設置,料金,単一通信)
- 無線通信における注意点(他者傍受の可能性,アナログ通信とデジタル通信)
- 緊急通常装置の種類と構造,使い方,注意点(GPS,GSM,GPRS,SMS)
- 無線機の構造,無線通信の仕組み,電波の種類と周波数,無線機の選び方
- 無線機使用に関わる法令
- 無線通信方法「EMC」
- コミュニケーション&ESDサーチ(3)「ESDとESDサーチ」
- なぜESDを使うのか
- ESD(Electronic Surveillance Device)の種類と特徴
- ESDの設置方法,設置場所,傍受エリア
- ECS(Electronic Counter Surveillance)の利用
- ESDサーチ(ルームサーチ,ビークルサーチ,手荷物検査,ボディーチェック,郵便物検査)
- コミュニケーション&ESDサーチ(4)「サベイランス(監視)」
- サベイランス(Surveillance)とは,なぜサベイランスを行うのか
- サベイランスの種類と特徴(Physical SurveillanceとElectronic Surveillance)
- アドバーサリー・サベイランス(Adversary’s Surveillance)(ターゲット&リスク)
- セキュリティ・サベイランス(Security Surveillance)
- プロテクティブ・サベイランス(Protective Surveillance)
- アンチ・サベイランス(Anti-Surveillance)
- カウンター・サベイランス(Counter-Surveillance)
- ボディーガードが行うサベイランス,監視のタイミング
- IED&IEDサーチ
- IED(Improvised Explosive Device)とは
- IEDの基本構造,種類と特徴
- IED事例,イラクとIEDの発達
- テロリズムとIED
- 起爆装置の種類と構造,起爆方法
- IEDの仕掛け方,仕掛ける場所
- 爆薬の種類と特徴(Low ExplosiveとHigh Explosive)
- IEDサーチ(ルームサーチ,ビークルサーチ,手荷物検査,ボディーチェック,郵便物検査)
- ダーティーボム(放射性物質を含んだ爆発物)
- IED発見時の行動「5C」
- アンブッシュ対策(Counter Ambush)
- アンブッシュ(待ち伏せによる襲撃)の種類と特徴
- アンブッシュ事例,なぜアンブッシュされるのか
- ルーティーンによるアンブッシュ
- 情報漏えいによるアンブッシュ
- パブリケーションによるアンブッシュ
- ルートセレクションとアンブッシュ
- アンブッシュの察知,不審サインの発見
- ブレイクルーティーン(時間・ルート・手段
- インフォメーションコントロール(情報管理)
- コンフリクト・マネージメント(1)(Conflict Management)
- 起こりうるコンフリクトの種類と特徴
- ソフト・コンフリクト(クレーム,抗議,過度な取材,過度なファン行動,はずかしめ、交渉)
- ハード・コンフリクト(暴行,傷害,誘拐,襲撃,狙撃,自爆テロ)
- コンフリクト対策(AVOID→ESCAPE→CONFRONT/HEAD→HAND→WEAPON)
- 脅威者プロファイリングによる対応手段の選択
- 接遇,ネゴシエーションによる危険回避,法律知識の活用
- 現場回避による危険回避
- 護身行動による危険回避
- 護身格闘,逮捕,拘束等による危険回避
- 脅威者無力化による危険回避
- コンフリクト・マネージメント(2)「DART」
- DART(Defense And Restraint Techniques)
- 護身術(格闘技や武道との相違点),護身術の考え方,マインドセット
- 護身格闘術(護身術との相違点),逮捕術,拘束法,連行法
- 警備対象のボディーコントロール,警備対象保護の重要性,緊急時における警備対象処置
- ACE行動,即応体制,行動タイミング
- 脅威者逮捕時の対処行動(刑事訴訟法)
- 対武器,対複数人
- コンフリクト・マネージメント(3)「銃器」
- ボディーガード業務と武器の所持(法律,武器所持による危険性)
- 使用銃器の選択(ハンドガン,サブマシンガン,自動小銃,狙撃用ライフル等)
- 武器と距離
- ブレット(弾)の種類とGSW(銃創)
- ストッピングパワー
- 狙撃対応(銃声音と銃衝撃音の差,狙撃ポイント)
- ハンドガンの安全操作(セーフティー)
- ハンドガン射撃方法(Standing, Gripping, Sight Alignment, Trigger Control)
- スピードドロー
- ターゲットポイント
- コンフリクト・マネージメント(4)「その他の武器」
- 催涙ガスの種類と特徴,使用方法,携帯方法,効果と弱点,対策
- 特殊警棒の種類と特徴,使用方法,携帯方法,効果と弱点,対策
- 警戒杖,防護盾,スタンガンほか
- コンフリクト・マネージメント(5)「防弾素材」
- 防弾とは
- 防弾素材(ケブラー,スペクトラ,ザイロン,ポリカーボネート,セラミックス等)
- 防弾素材と防弾能力
- 防弾ベスト,防弾シャツ,防弾コート,防弾カバン,防弾プレート使用方法,効果と弱点
- 防弾車両「FAV」「LAV」,防弾能力と弱点
- ボディーガード・メディック(EFA)
- EFAの必要性
- 警備対象の内的脅威に関する情報収集の重要性
- 病気と怪我
- 警備実施場所周辺の緊急搬送先の確認(所在地,移動ルート,所要時間,救急車到着時間)
- 緊急時行動の決定権と即応適性判断
- ボディーガード業務中に起こりうる病気,怪我(Ballistic Injury / Trauma Management)
- 致命傷となる怪我とその対処
- 医療トリアージ
- ファーストエイド
- CPR
- 緊急搬送方法(ローブドラッグ,ファイアーマンズ・キャリー他)
II.応用編
- 警備関係法規
- ボディーガード業務と法律
- 日本国憲法
- 刑法,刑事訴訟法
- 警備業法
- その他の関係法令(銃刀法,軽犯罪法,個人情報保護法,ストーカー規制法,民法他)
- パーソナル・セキュリティ(Personal Security)
- 自身で作るセキュリティとボディーガードによるセキュリティ
- 日々の危機意識と防犯対策
- セキュリティの基本「防止」「検出」「対応」
- パーソナルアラームシステム
- ホームセキュリティ
- CCTV等のカメラシステム
- アラームシステム,センサーシステム
- アクセスコントロールシステム
- いかに防止するか(防犯シール,警備員巡回,施錠,監視カメラの設置等)
- いかに検出するか(カメラ映像の管理,コンピューターを使った検出システム等)
- いかに対応するか(警備会社の活用,緊急時の行動予測と準備)
- ロケーション・セキュリティ(Location Security)
- 環境に応じたセキュリティ対策
- プロテクティブゾーンとアクセスコントロール
- 情報収集(建物自体,周辺環境,人,時間,構造)
- 環境による脅威の変化(時間と空間のチェック,特異環境のチェック)
- 建物におけるセキュリティ,施設警備
- オフィスにおけるセキュリティ
- ホテルにおけるセキュリティ
- レストランにおけるセキュリティ
- 空港におけるセキュリティ
- 病院におけるセキュリティ
- 劇場,舞台におけるセキュリティ
- 公共交通機関におけるセキュリティ(バス,電車,飛行機,船舶等における座席配置等)
- その他(ジョギング,散歩,海水浴,乗馬,テニス,ゴルフ,クルージング等)
- トラベル・セキュリティ(Travel Security)
- 旅行タイプと警備体制,警備方法
- トラベル・セキュリティのための事前調査,事前準備(現地情報の収集等)
- 緊急時の連絡体制,協力要請体制
- 現地警備会社,警察等との連携
- 持ち物,装備,旅行手配
- トラベル・セキュリティの特殊性(武器所持,法律,常識,慣習,タブー,治安等)
- テロ情報
- トランスポーテーション・セキュリティ(Transportation Security)
- 警備対象と脅威評価(貴重品,現金,危険物等)
- コンテナ(入れ物)の選択と管理
- トランスポートビークルの選択
- ルートセレクションと事前準備
- インフォメーションコントロールの重要性
- コンボイコントロールとバックアップ体制
- 出発地点・立寄り地点・到着地点の危険
- 現地責任者・SAPとの連携
- バックアップ体制(コマンドポストの設置,指令←→報告,通信手段,遠隔監視等)
- ハード力の活用(GPS,GSM/GPRSコントロールシステム,非常通報システム等)
- イベント・セキュリティ(Event Security)
- イベントの種類(Opened Event / Closed Event)
- イベントの特徴(建物構造,周辺環境,集まる人々,関係者,警備体制,主催者意識等)
- イベント・グランドファイル(セーフティ面,セキュリティ面)
- 既存セキュリティシステムの確認と融合(警備担当,既存ハード等)
- エリア管理とプロテクティブゾーン,バウンダリーの設定
- 通行証(身分証)の発行と管理,通行証と区画管理
- 3セキュリティシステム(防止システム,検出システム,対応システム)の構築
- バリヤーの種類と特徴,設置方法,管理方法,マンパワーとの併用
- アクセスコントロール(携帯不可能品の確認,チケット・招待状の確認,通行証の確認)
- ボディーチェック手順
- 手荷物検査(携帯不可能品,カメラ,プレゼント,ESD,IED等)
- その他の検査(X線検査,メタルディテクター等)
- クラウドコントロール
- 起こりうる緊急事態とその対策
- オペレーションシステム,コマンドポスト,イベント関係者との連携(責任者・窓口確認)
- クラウドコントロール(Crowd Control)
- 警備業務と群集管理
- クラウドの定義,分類,特徴,理由,対策
- 群集心理
- クラウドの行動と対策
- デモ行動とセキュリティ
- クラウドコントロール計画
- 警備員の対応と行動
- リオット(暴動)コントロールと警備
- クラウドコントロール失敗事例
- プロファイリング(Profiling)
- 犯罪情報分析とセキュリティプロファイリング
- オブザベーションとプロファイリング
- プロファイリングのための事前情報収集(性別,年齢,職業,生育暦,学歴,収入,犯罪歴等)
- 人の行動とプロファイリング(目,表情,体全体,手振り,くせ,姿勢,タバコ,酒等)
- 人の言動とプロファイリング(使用言語,言葉遣い,声のトーン・大きさ・スピード,言葉の間等)
- 持ち物からのプロファイリング(服装,靴,鞄,アクセサリー,タトゥー,色合い,ブランド等)
- 関係者からのプロファイリング(友人,同僚,上司,部下,妻子,両親等)
- プロファイリング・ミスと注意点
- ネゴシエーション(Negotiation)と脅迫対処
- ネゴシエーションとセキュリティ業務
- プロファイリングとネゴシエーション
- ネゴシエーションに必要な事前準備,情報収集(交渉材料の収集)
- ネゴシエーションの基本テクニック
- 発した言葉への相手の反応,質問手法と不審サイン
- 相手の反応予想とその対処準備,対処方法
- 人の心理,感情とネゴシエーション
- クレーム対応
- 交渉立会い,交渉代理
- 脅迫者の種類と特徴
- 脅迫方法(直接,電話,手紙,Eメール等)
- 脅迫分析(脅迫者,目的と理由,脅迫内容の信頼性)
- 脅迫への対処(証拠収集:録音,録画,撮影,メモ,記録,レコードフォーマットの準備等)
- 脅迫と実行(脅迫と実行の境目,実行への対応準備,交渉の打ち切りタイミング等)
- 企業クレームの種類と特徴,その対処
- 暴力団対策(不当要求への対策)
- 緊急時行動とパニック心理
- 緊急時の反応と行動タイミング
- 緊急性の評価,不審サインへのアンテナ,不審サインによる対応準備
- ACE,5C,F/F(Evacuation or Lock-Down)
- 現場回避の重要性,回避ルートの確保
- 緊急時のパニック行動,ショックとパニックの心理構造
- パニック時の心理状態と行動選択ミス
- 事前準備と心理準備
- パニックによる失敗とパニック対処法
- テロリズムとテロリスト
- テロリズムの現状
- 誰がテロリストか
- 日本とテロリズム
- セキュリティ業務とテロリズム
- テロリストとは,テロリストの心理
- 代表的なテロ攻撃
- テロリストに狙われやすいもの(場所,日,時間,人等)
- テロ攻撃に巻き込まれた際の対処
- テロ攻撃と爆発物
- NBCR兵器とテロ攻撃
- 化学兵器(神経剤,びらん剤,窒息剤,血液剤等)
- 生物兵器(炭疽菌,ペスト菌,コレラ菌,ボツリヌス菌等)
- 放射能兵器(ダーティーボム等)
- 世界のテロリズム事例,国際テロ集団とその活動
- オペレーションシステム(Operation System)
- セキュリティー業務と警備員の連携,管理
- 警備体制と指令系統
- コマンドポストの役割,セキュリティマネージャーの役割
- 各セキュリティポスト(ステーショナリー,モバイル,ローリングパトロール等)
- ローリングパトロールでの巡回方法
- オペレーションシステムの構築(指令ルート,情報収集ルート,報告ルート)
- 情報収集→報告→脅威評価→手段開発と対策決定→指令・情報提供→実施→報告・管理
- 情報共有(共有すべき情報と管理すべき情報)
- インフォメーションコントロール
- パブリケーションレベルとパブリケーションコントロール
- 協力体制(他の警備会社,専属セキュリティ,地元警察,軍隊等)
- スーパービジョンとチームリーディング(Supervision & Team Leading)
- チームとは,チームの構成
- リーダーとしての資質,リーダーの選択,リーダーに求められる能力
- 実力と尊敬(Ability & Respect)
- チームのモチベーションコントロール,シフトコントロール
- Command, Control, Supervision
- 情報収集力,情報分析力,行動計画力,決断力,行動実行力,チーム管理力
- 不確実な未来と確実なリーダーシップ
- 大規模警備における責任者の選定とその管理(マネージメント能力)
- 犯罪学概論
- 犯罪とは何か,なぜ犯罪が起こるのか
- 犯罪者の心理と犯罪行動,なぜ犯罪者になるのか,人の性悪説,理性と本能(犯罪心理学)
- 被害者と加害者,被害者の非(被害者学)
- 環境による犯罪誘発・犯罪管理(犯罪社会学)
- 日本の犯罪事情,日本特有の犯罪
- 諸外国の犯罪事情と日本人の平和ボケ,日本の常識と世界の常識,危機意識の差
- 戦い方を知らない日本人,守り方を知らない日本人
- 警察の活動と防犯,警察との協力体制
- 知識としてのセキュリティ,実践としてのセキュリティ
- ビジネスとしての警備業務
- 日本の警備業界の実状と警備員の社会的地位
- 日本の警備業は警備業ではない(警備と警備保障)
- クライアント(依頼者)が求める警備とは(日本と諸外国との違い)
- ボディーガードの社会的立場(日本と諸外国)
- ボディーガードとして働くには,方法,警備員登録と条件,資格,警備業法との絡み
- 警備業務実行前プロセス(依頼→情報収集→情報分析・脅威評価→警備計画→警備実行)
- 警備業務と損害賠償問題,保険会社との提携,ボディーガード自身の補償
- 警備請負契約(契約の種別,契約締結の重要性,守秘義務契約,責任の所在と補償等)
- サービス業としての警備(マナー,社会常識),3つの「S」とそのバランス
- 国際ボディーガードとしての資格,活躍
- 国際ネットワークの活用
- その他の訓練
- 海外での訓練制度
- 海外でのボディーガード業務研修制度
- 国際ボディーガードサポート体制